毎日のひと手間で艶髪に!正しいシャンプーの方法

キレイになるために毎日行うシャンプー、トリートメント、せっかくなら髪に良いものを使おうと誰もが思いますよね、しかし良いシャンプーを使っていても、使い方が正しくないと、肌荒れや髪のダメージを促進することも

そもそもシャンプーって何のためにするの?と聞かれたら多くの人が「髪を洗うため」と答える人が多いのではないでしょうか?

決して間違ってはいないのですが、正しくは「頭皮(地肌)を洗うため」のものなんです、頭皮の状態を良くすることが健康的な美髪を作るベース作りにつながるのです。

そのためには毎日のシャンプーが正しく行われている事が重要です。

この記事を読むことで、正しいシャンプーの方法を知ることができ、髪に艶、潤いを取り戻し、さらには美肌につながるヒト手間を知ることができますよ。

目次

髪ではなく地肌を洗うことの重要性

シャンプーの方法を説明する前に、なぜ髪を洗うではなく地肌を洗うべきなのかご説明しましょう。

髪の毛を洗うことばかりに着目して、頭皮がきっちり洗えていないとどうなるでしょうか?

洗い残した皮脂は酸化し毛穴をつまらせ、健康的な髪の成長を妨げるばかりか、頭皮に刺激を与え、フケやかゆみ、抜け毛の原因にもなります。

逆に正しくシャンプーが行われ頭皮環境が良くなると髪の艶が増したり、抜け毛対策、白髪予防につながるなどメリットがたくさん存在します。

髪を洗うことに間違いは無いのですが、地肌を洗うことを意識することで洗い方が代わりより良い結果につながります。

正しいシャンプーの方法

ブラッシング

これからシャンプーするのにブラッシングなんて必要なの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、流す前にブラッシングをすると

  • 余分な汚れをブラシで取り除く
  • シャンプー時の絡まりを防ぐ
  • 頭皮の汚れを浮かせる

などの効果があります。

この中で最も重要なポイントはシャンプー中の絡まりを防いでくれることです。

髪の毛は水に濡れるとキューティクルが開き、摩擦や引っ張られる事に弱く、とてもダメージを受けやすい状態になります。

水で濡れる前に絡まりや引っかかりをなくしておく事で、シャンプー中に起こる絡まりや摩擦によるダメージをを最低限に減らしておくことができるんですね。

もちろん乾いている段階でも強く引っ張ると髪のダメージになります、丁寧に優しく梳かしましょう。

ブラッシングは毛先から徐々に梳かしつけ、強く引っ張らないように優しく行いましょう。

予洗い

シャンプーを付ける前にお湯ですすぎを行いますが、濡らしただけ、、、になっていませんか?
予洗いには

  • 汚れの7割を落とす→シャンプーの節約
  • シャンプーの泡立ちを良くする→摩擦を減らしシャンプー中のダメージを低減する

などの効果が期待できシャンプーをする上でとても重要なポイントです。

37~38度、少しぬるいと感じる温度で、髪が短い方でも2分以上、ロングや髪の量が多い方は3~5分と長めに行いましょう。

シャワーヘッドを持ち、髪をかき分けながら直接地肌にお湯があたっている事を意識しましょう。お湯が直接地肌に当たることで汚れも落としやすくなります。

髪の表面だけをお湯が伝っている状態では予洗いの効果が期待できません。頭皮をしっかり濡らし指の腹でやさしくこすりましょう。

耳周りや後頭部など、髪に隠れてお湯が行き届きにくい場所はより丁寧に行います。

地肌全体を予洗いし終わったら、軽くにぎり余分な水分を落としましょう

・予洗いは37~38度のぬるめのお湯で
・髪をかき分けながら頭皮に直接シャワーヘッドを近づけ汚れを洗い流す
・指の腹でやさしくこする

シャンプー

シャンプーを手に取り手にしっかり伸ばします

中間~毛先に揉み込むようにしながら泡立てます
頭皮に直接つけないようにしましょう
スタイリング剤などで泡立ちが悪い場合は、一度すすいでからもう一度泡立てていきます
手のひらに泡を乗せても崩れない、ホイップクリームのようなクリーミーな泡を作ります。

泡立てが終わったら、頭皮全体になじませましょう
泡立てたシャンプーで頭皮を洗っていきます
ここで注意したいのが髪を洗うではなく頭皮を洗うを意識すること

頭の下側から手を入れ、地肌を洗っていることを意識しましょう。
頭の上からこすると地肌よりも髪をこすりがちになってしまいます。
優しく生え際、頭頂部、つむじ、もみあげ、耳後ろ、後頭部、と意識しながら行いましょう。

生え際はファンデーションなどの化粧が残っている場合があります、丁寧に行うことを意識しましょう。
後頭部など髪の長さ、重たさで洗いにくい場合は、片方ずつ髪を持ち上げながら行うと良いでしょう

頭皮全体を優しくこすれたら、揉み込むようマッサージをしてあげると良いでしょう。
顔が引っ張られて持ち上がるように、下から上へ指圧をかけながら行うと良いでしょう。

顔と頭皮はつながっています。顔のたるみを改善し。頭皮の血行を促進することで美肌にも繋がります。

シャンプーし終わったら、軽く拭って取れる泡は先にとってあげましょう。


すすぎ

シャンプーに含まれる界面活性剤は流れにくい性質をもっています。
すぐぎが甘いと、肌トラブル、乾燥、炎症、フケやかゆみ、ニオイの原因にも繋がります。
すすぎが残しがないように丁寧に行いましょう。すすぐ時間の目安はシャンプーに掛けた時間の3倍です。

全体の泡をさっと流します。
シャンプーをしているときと同じように生え際、頭頂部、もみあげ、耳後ろ、後頭部、と意識しながら行います。

予洗いと同じように頭皮に直接お湯をあてながら、指の腹でやさしくこすり、丁寧にすすぎましょう。

すすぎ終わったら、髪を軽くにぎり水を切りましょう。ねじったり、強く握ったりはしないようにしましょう。


トリートメント

トリートメントを取り、手のひらにのばします。

ダメージが気になる毛先を中心に手ぐしでなじませます。
毛先がなじませ終わったら中間部分になじませます。
この時後頭部付近の健康な髪である根本に付きやすくなるので注意しましょう。

根元付近にたくさんトリートメントがつくと、重たさやベタつき、ニオイの原因になります。
トリートメントはよく伸びるのでつけないように意識しながらしていても意外と根本にもついてしまうものです。
根元から10cm付近(ダメージを感じない、引っかかりを感じない部分)にはつけないという意識をしてもらうくらいがちょうどよいです。

頭皮についてしまうと、毛穴づまり、抜け毛の原因となるので、頭皮にはつけないように意識しましょう。

手でなじませた後は粗い櫛で軽く梳かしてあげると、よりなじみます。
絡まりが気になるときは、毛先から優しく梳かしていきましょう

髪に対して寝かして梳きつけると、トリートメントをそいでしまいます。
櫛は髪に対して90度を保つようにとかしてあげます

トリートメントの種類にもよりますが、よりトリートメントの効果を感じたい場合は5分ほど時間をおいてあげるとよいされています。
時間を置く間に身体を洗ったり湯船に浸かる時はクリップなどの簡単につけ外しができるものを用意しておくと便利です。

トリートメントには補修成分が入っていますが、体感として得られるものはシリコンなどコーティング剤による質感、手触りの向上です。
ダメージが気にならない部分にはつけないようにしましょう。

トリートメントを使って重たさや、逆にごわつきを感じた場合は、使用量を減らす、時間を置かずに流す、2~3日トリートメントは使わないようするなど
髪になるべく残らないようにしましょう

トリートメントのすすぎ

トリートメントのすすぎは根本付近はしっかりとおこない、中間~毛先部分は手にぬるぬるが残らない程度にすすぎましょう。
トリートメントが過剰に残っていると、首や背中などの肌荒れの原因にもなります。

キシキシにならない、ヌルヌルを感じない程度に流してあげると良いでしょう。

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